1 入院基本料
- 当院は、急性期一般入院料2の届出を行っており、入院患者様10人に対し1人以上の 看護職員を配置しています。また、急性期看護補助体制加算の届出を行っており、入院患者様25人に対し1人以上、夜勤帯は100人に対し1人以上の看護補助者を配置しています。
- 当院は、ハイケアユニット入院医療用管理料1の届出をおこなっており、常に入院患者様4名に対し1名以上の看護職員を配置しています。時間帯ごとの配置については病棟に掲示しております。
- 当院は、回復期リハビリテーション入院料1の届出を行っており、入院患者様13人に対し1人以上の看護職員を配置しています。
- 当院は、地域包括ケア病棟入院料1の届出を行っており、入院患者様13人に対し1人以上の看護職員を配置しています。
- 当院は、療養病棟入院料1の届出を行っており、入院患者様20人に対し1人以上の 看護職員を配置しています。また、入院患者様20人に対し1人以上の看護補助者を配置しています。
時間帯ごとの配置につきましては、各病棟に掲示しております。
2 DPC病院、DPC係数について
当院は平成22年4月1日より、厚生労働大臣の指定を受けた「DPC対象病院」になっています。医療機関係数は次の通りです。
- 基礎係数:1.0451 ・機能評価係数Ⅰ:0.3021 ・機能評価係数Ⅱ:0.0626
- 救急補正係数:0.0348
3 入院時食事療養費に係る食事療養及び入院時生活療養費
当院は、入院時食事療養費(1)の届出を行っており、管理栄養士によって管理された食事を適時(朝食:午前8時、昼食:午後12時、夕食:午後6時以降)、適温(温冷配膳車を使用)で提供しています。
4 明細書発行体制
当院では、医療の透明化や、患者への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行することと致しました。また、公費負担医療の受給者で医療費の自己負担のない方についても、明細書を無料で発行することと致しました。発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し付け下さい。
なお、明細書には使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、自己負担のある方で明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
7 医療情報取得加算
当院はオンライン資格確認の導入医療機関です。マイナ保険証を利用していただくと、他の医療機関で処方された薬剤情報や特定検診の情報等をオンラインで確認することも可能です。診療に必要となる正確な情報を取得・活用することにより質の高い医療の提供に努めます。
8 医療DX推進体制整備加算
当院は医療DX推進体制整備加算の届け出を行っています。
- 医師等が診療を実施する診察室等において、オンライン資格確認等システムにより取得した診療情報等を閲覧・活用し診療を行っています。
- マイナ保険証利用を促進するなど、医療DXを通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
- 電子処方箋の発行や電子カルテ情報共有サービスなどの医療DXにかかる取り組みを実施しています。
9 歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準
当院では、研修を受けた歯科医師が常勤し、安全な医療を提供し、院内感染に対し十分な配慮をして対策に努めています。
10 後発医薬品使用体制加算
後発医薬品(ジェネリック医薬品)及びバイオ後続品の使用促進について
当院では、患者負担の軽減や日本の医療費削減を目指す政府の取り組みを推奨しています。患者様へ処方されるお薬についても厚生労働省の進める後発医薬品(ジェネリック医薬品)、バイオ後発品の使用普及に積極的な取り組みをしています。
そのため、当院で処方する薬剤につきましては、後発医薬品やバイオ後続品を使用する場合があります。日本の医療政策に、ご理解を賜ると共に、ご協力をお願いいたします。
医薬品の供給不足等の対応・投薬変更について
当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しております。また、当院では医薬品の供給不足が発生した場合に、医薬品の処方等の変更に関して、適切な対応が出来る体制を整備しております。
なお、状況によっては患者様へ投与する薬剤が変更となる可能性がございます。変更にあたって、ご不明な点やご心配なことがありましたら、当院職員までご相談ください。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
11 協力対象施設入所者入院加算
診療・入院医療、退院について
介護保険施設の協力病院として、当該介護保険施設から24時間連絡を受ける体制をとっています。また、緊急時には入院できる病床を確保させていただいております。
新興感染症について
双方の医療機関で感染対策に対する研修会、具体的な感染対策について専門的な見地で現場にそった対策を検討します。新興感染症に対する医療と介護の連携を図ります。
情報共有について
当該介護保険施設と、入所者の診療情報及び緊急時の対応方針等の共有を図るため、月1回以上の頻度でカンファレンスを実施しています。
当院と連携する施設名
- 介護老人保健施設 あじさい
- 介護老人保健施設はるかぜ
- グループホーム サンシティ はいばら
- 相良清風園
- 特別養護老人ホーム灯光園
- 特別養護老人ホーム 片岡杉の子園
12 地域歯科診療支援病院歯科初診料に関する施設基準等
口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者様ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染予防対策を講じています。
13 歯科外来診療医療安全対策加算
当院では、歯科医療に係る医療安全対策および院内感染対策について、次のとおり取り組んでいます。
- 緊急時の対応、医療事故対策等の医療安全対策に係る研修を終了した歯科医師が 常勤しています。
- 医療安全管理、医薬品業務手順等、医療安全対策に係る指針等の策定をしています。
- 安全で安心な歯科医療環境を提供するため「AED、パルスオキシメーター、酸素、血圧計、救急蘇生セット、歯科用吸引装置」を設置しています。
- 緊急時に対応できるよう、医科診療科と連携しています。
15 外来腫瘍化学療法診療料1
- 専任の医師、看護師、または薬剤師が院内に常時1人以上配置され、患者から電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制が整備されている。
- 急変時等の緊急時に当該患者が入院できる体制の確保を行っている。
- 実施される化学療法のレジメン(医療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を開催している。
外来腫瘍化学療法に関するお知らせ
- 当院は、専任の医師、看護師、または薬剤師が院内に常時1人以上配置され、患者から電話等による緊急相談等に24時間対応できる連絡体制を整備しています。
- 当院は、急変時等の緊急時に当該患者が入院できる体制の確保を行っています。
- 当院は、化学療法に携わる各診療科の医師の代表者、業務に携わる看護師、薬剤師及び必要に応じてその他の職種から構成されるもので、実施される化学療法のレジメン(医療内容)の妥当性を評価し、承認する委員会を年1回以上、開催しています。
就労と療養の両立に関するご相談について
当院では、就労と療養の両立支援を行っています。患者様と患者様を雇用する事業者様が共同して作成した勤務情報を記載した文書の提出いただき、就労と療養の両立に必要な情報をご提供ください。
その後、当院から診療情報を提供した後の勤務環境の変化を踏まえた療養上の支援もさせて頂きます。不明な点はあればお気軽にお声掛けください。
18 勤務医の負担軽減に関する取組みについて
当院では、勤務医が診療に専念できる職場環境を作るために、下記の項目に取り組んでいます。
医師の勤務体制
- 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
- 勤務間インターバルの確保
- 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
- 当直翌日の業務内容に対する配慮
- 主治医制の見直しの実施
医師対策
- 臨床研修医の受け入れ整備
- 業務内容の見直しや整理、各診療科の体制の整備
看護部門
- 認定看護師及び特定行為に係る看護師の育成
- 初診時の予診の実施、静脈採血等の実施、入院時の説明・検査手順の説明
- 同意書や説明書の充実や、クリニカルパスの適用件数を増やす。
- 看護師とメディカルクラークの役割分担を明確にし、医師の外来業務の負担軽減に繋げる。
- 電子媒体を利用し、電子カルテへの効率的な入力を行い医師の負担軽減に努める。
薬剤部門
- 薬剤プロトコールを作成し、医師の処方支援を行う。
- 自己注射、血糖測定の薬剤指導の実施。
臨床検査技師
- 医師にデータでパニック値を報告することにより、診療のサポートを行う。
臨床工学技士
- 手術室業務(スコープオペレーター業務)への介入。
- 内視鏡業務(外科内視鏡介助・補助)の拡充。
医師事務作業補助者
- タスクシフトに伴う、外来業務補助の見直しや病棟業務の介入。
19 間歇スキャン式持続血糖測定器の使用(算定告示に掲げる療養としての使用を除く。)に関する事項
間歇スキャン式持続血糖測定器の使用(算定告示に掲げる療養としての使用を除く。)に関する事項