- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 57 | 34 | 49 | 71 | 106 | 154 | 383 | 560 | 861 | 429 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x00x | 誤嚥性肺炎 | 78 | 35.15 | 20.83 | 3.85 | 82.23 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 | 59 | 19.12 | 12.34 | 1.69 | 78.07 | |
0400801499x002 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 46 | 23.02 | 15.12 | 0 | 84.61 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症 | 44 | 21.07 | 9.16 | 11.36 | 76.45 | |
0400801499x001 | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) | 35 | 17.26 | 13.51 | 2.86 | 85.26 |
内科の入院患者さん全体の23%が90歳以上で、80歳台の方が39%・70歳台の方が18%・69歳以下の方で20%という結果でした。病名で見ても、誤嚥性肺炎・尿路感染症・脱水症という高齢の方に多い病気が上位に来ています。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
150010xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 | 11 | 3.82 | 5.50 | 0 | 4.55 | |
040100xxxxx00x | 喘息 | 6 | 4.33 | 6.32 | 0 | 5.33 | |
0400801199x00x | 肺炎等(1歳以上15歳未満) | 3 | 7.33 | 5.70 | 0 | 2.33 | |
080270xxxx0xxx | 食物アレルギー | 3 | 1.33 | 2.54 | 0 | 7 | |
030270xxxxxxxx | 上気道炎 | 2 | 3.5 | 4.84 | 0 | 1.5 |
当院の小児科の患者さんは、ウイルス性腸炎等の小児科疾患の患者さんが全体の39.47%を占め、気管支炎・肺炎・喘息等の呼吸器疾患の患者さんが31.57%となっています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 | 32 | 9.81 | 8.98 | 0 | 72.94 | |
060102xx99xxxx | 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 | 30 | 8.6 | 7.87 | 0 | 65.83 | |
060340xx99x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 | 22 | 16.09 | 9.85 | 0 | 71.00 | |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 | 20 | 4.95 | 5.56 | 0 | 36.05 | |
080011xx99xxxx | 急性膿皮症 | 14 | 20.29 | 11.73 | 0 | 72.07 |
当院の外科の患者さんは、鼠径ヘルニア、胆管結石・胆管炎、腸閉塞が上位となっています。また、消化器系疾患、肝臓、胆道、膵臓疾患における26%が悪性腫瘍の入院患者さんとなっています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節大腿近位骨折 | 89 | 33.46 | 27.09 | 24.72 | 85.71 | |
160690xx99xx0x | 胸椎、腰椎以下骨折損傷 (胸・腰髄損傷を含む。) |
51 | 31.78 | 19.94 | 3.92 | 80.20 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 | 25 | 2.88 | 5.21 | 0 | 64.24 | |
160800xx97xxxx | 股関節大腿近位骨折 | 20 | 24.25 | 19.73 | 5 | 71.50 | |
070343xx01x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 |
16 | 28.38 | 21.70 | 0 | 73.06 |
当院の整形外科の入院患者さんは、平均年齢73歳で転倒・寝たきり等による大腿・胸腰椎・前腕部の骨折が多く、状況により継続的なリハビリ治療が必要な場合には近隣施設への転院もあります。
次年度では回復期リハ病棟の開棟を予定しており、リハビリまでの充実を図ります。
次年度では回復期リハ病棟の開棟を予定しており、リハビリまでの充実を図ります。
心臓血管外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx99000x | 心不全 | 50 | 21.54 | 17.71 | 0 | 86.18 | |
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 | 32 | 6.19 | 4.62 | 3.12 | 70.84 | |
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 | 24 | 3.13 | 3.03 | 4.17 | 68.13 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 | 22 | 8.91 | 11.21 | 0 | 79.86 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、 再発性心筋梗塞 |
18 | 14.28 | 12.72 | 0 | 74.33 |
心臓血管外科による入院患者さんの平均年齢は昨年とほぼ変わらない74.58歳です。
地域性もあり高齢者が多く、疾患も多様化しています。全てに丁寧に対応しています。
地域性もあり高齢者が多く、疾患も多様化しています。全てに丁寧に対応しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110070xx0200xx | 膀胱腫瘍 | 19 | 6.53 | 7.31 | 0 | 80.58 | |
110310xx99xx0x | 腎臓または尿路の感染症 | 10 | 12 | 12.34 | 0 | 75.50 | |
11012xxx020x0x | 上部尿路疾患 | 8 | 14 | 5.75 | 0 | 72.75 | |
110070xx99x0xx | 膀胱腫瘍 | 4 | 9.5 | 10.24 | 0 | 81.25 | |
110420xx97xx0x | 水腎症(その他) | 4 | 5 | 5.17 | 0 | 76.00 |
当院の泌尿器科の入院患者さんは、膀胱腫瘍、腎臓・尿路の感染症や水腎症等による尿管狭窄が上位となっています。また、その他精密検査の結果により近隣病院と連携を図り対応しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 2 | 2 | 6 | 6 | 6 | 2 | 1 | 7 |
大腸癌 | 3 | 6 | 12 | 17 | 11 | 10 | 1 | 7 |
乳癌 | 2 | 1 | 2 | 0 | 2 | 1 | 1 | 7 |
肺癌 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 1 | 1 | 7 |
肝癌 | 0 | 2 | 0 | 1 | 2 | 4 | 1 | 7 |
5大癌(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)を病期(ステージ)ごとに集計したものです。①がんの大きさや進展度、②所属リンパ節への転移、③遠隔転移の有無により各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)のステージに分類するものです。
当院では、初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数の77%が大腸がん、胃がんで占められています。
当院では、初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数の77%が大腸がん、胃がんで占められています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 18 | 9.28 | 54.33 |
中等症 | 109 | 22.59 | 84.07 |
重症 | 30 | 28.47 | 88.60 |
超重症 | 5 | 81.8 | 85.20 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
通常の社会生活を送っている方が微生物に感染して起こしてしまう肺炎を「市中肺炎」と言います。
その重症度は年齢・脱水の有無・血中酸素濃度・意識障害の有無・血圧低下の有無の5項目で判定されます。
「軽度」の方はやはり年齢が若いことが分かります。
その重症度は年齢・脱水の有無・血中酸素濃度・意識障害の有無・血圧低下の有無の5項目で判定されます。
「軽度」の方はやはり年齢が若いことが分かります。
脳梗塞の患者数等 ファイルをダウンロード
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 34 | 39.24 | 83.94 | 14.89 |
その他 | 13 | 35.38 | 85.38 | 8.51 |
当院は現在、脳神経外科常勤医が不在であり手術等を伴う入院診療は行っておりませんが、可能な範囲(点滴加療等による治療等)での入院診療は受け入れています。救急受診等で脳神経外科常勤医の施設への早期治療が必要な患者さんは近隣病院の協力により搬送等の体制は整っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 13 | 3.15 | 2.85 | 0 | 72.08 | |
K6182 | 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 7 | 30 | 78.29 | 0 | 83.29 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、 腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) |
7 | 29.43 | 45.29 | 14.29 | 80.86 | |
K386 | 気管切開術 | 4 | 17 | 66 | 25 | 70 | |
K610-3 | 内シャント設置術 | 4 | 8.75 | 19.75 | 0 | 80 |
内視鏡的大腸ポリープ切除術は外来でも可能ですが、場合により(抗凝固薬内服中など)入院で行っています。大きなポリープを切除した場合には、念のため1泊の経過観察目的入院をお願いすることもあります。口から食事が摂れなくなった方には、希望に応じて中心静脈ポート植え込み術・胃瘻造設術を行っています。長期の人工呼吸器管理が必要になった方に気管切開術を、透析が必要となった方に内シャント造設術を行っています。内科に入院中に転倒などで骨折してしまった方に手術を行っています。その際には外科医・心臓血管外科医・整形外科医が行なています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 31 | 0.94 | 1.58 | 0 | 62.58 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 22 | 1.95 | 4.36 | 0 | 64.55 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 15 | 0.27 | 3 | 0 | 35.07 | |
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 14 | 0.57 | 2.29 | 0 | 79.64 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 13 | 11.23 | 23.69 | 0 | 69.08 |
当院の外科の手術は、腹腔鏡下胆嚢摘出術やヘルニア手術が多く、病状により腹腔鏡または開腹での手術を施行しています。上記の他では胆嚢外瘻造設術や内視鏡的胆道ステント留置術が続きます。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) | 69 | 3.33 | 31.09 | 21.74 | 84.38 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 41 | 3.9 | 26.78 | 21.95 | 84.29 | |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) | 34 | 0.71 | 6.71 | 2.94 | 62.68 | |
K0731 | 関節内骨折観血的手術(膝) | 22 | 3.09 | 20 | 4.55 | 71.55 | |
K1423 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術 (多椎間又は多椎弓の場合を含む。) (後方椎体固定) |
20 | 2.55 | 23.75 | 0 | 66.45 |
整形外科の手術を受けられる患者さんの平均年齢は70.56歳と高齢で大腿・胸腰椎・前腕部等の骨折が多く、状況により継続的なリハビリ治療が必要な場合には近隣施設への転院もあります。また、脊椎手術も行っています。
次年度では回復期リハ病棟の開棟を予定しており、リハビリまでの充実を図ります。
次年度では回復期リハ病棟の開棟を予定しており、リハビリまでの充実を図ります。
心臓血管外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 51 | 1.92 | 9.02 | 0 | 73.45 | |
K5551 | 弁置換術(1弁) | 24 | 6.08 | 34.13 | 0 | 77.38 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 15 | 4.53 | 9.20 | 0 | 81.20 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術 (急性心筋梗塞に対するもの) |
12 | 0.08 | 13.75 | 0 | 70.83 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 9 | 0.11 | 3.33 | 0 | 80.11 |
心臓病センターの各部門(循環器科・心臓血管外科)の診療体制が整い、カテーテル治療を含め、全領域の手術を行う様になり、件数も増加しています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K768 | 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) | 27 | 0.26 | 0.04 | 0 | 54.93 | |
K8036ロ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) | 20 | 0.25 | 5.30 | 0 | 81.05 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 8 | 1.25 | 11.75 | 0 | 72.75 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 8 | 0.63 | 10.75 | 12.5 | 70.38 | |
K8412 | 経尿道的前立腺手術(その他のもの) | 3 | 6 | 29.33 | 0 | 74.67 |
当院の泌尿器科の手術は、短期入院による結石破砕術、膀胱腫瘍手術、尿路感染症や水腎症等による尿路狭窄のステント留置術や結石除去(尿管・膀胱内)術があります。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 1 | 0.04 |
異なる | 3 | 0.11 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 9 | 0.34 |
異なる | 32 | 1.2 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 0 | 0 |
異なる | 1 | 0.04 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 15 | 0.56 |
異なる | 0 | 0 |
当院では、手術や処置を施行する際には、合併症を起こさないように細心の注意を払い施行しています。また、起こり得る合併症については、事前に可能な限り患者さんやご家族に説明した上で、手術や処置の施行に同意を頂くよう努めております。
更新履歴
- 2016年9月26日
- 平成29年度病院指標を公開
入院の傷病名としては、60歳以上では急性肺炎、股関節骨折、誤嚥性肺炎や不安定狭心症、うっ血性心不全が上位を占めています。また50歳未満では急性腸炎、急性虫垂炎、喘息が上位となっています。